やりたい芝居

「芝居しながら考えた」とは言うものの、今は芝居をやってない。
稽古もしてなければ本番中でもない。
やってない。
つーか、こないだ終わったばっかりである。

今月の前半に本番が終わった。
前回も書いたが「輪廻くん」というお芝居である。
当然、話を考えたのはそれより前であって、今から一年ちょっと前、と言う事になる。
うーん、ずいぶん時間が経っちゃったな。と思う。

例のアレが間に挟まってるから、時間以上に意識の変化があると思う。
例のアレってつまり、大震災である。

芝居の特徴はライブだって事だろう。
はるか昔まで遡れば全ての物語表現の基本形が芝居だったりしたのだろうけど、今やその特徴を小説に取られ、漫画に取られ、映画に取られテレビドラマに取られて本家の芝居の方がニッチなジャンルになってしまった。
まあそれはいい、どうせ全部俺が産まれるより前の話だ。俺が知ってる芝居は最初からニッチだった。

ともかく、そんな芝居という今となってはニッチなジャンルを選んだからには、他にはない、芝居の特徴を活かさなかったら意味がないだろう、と思う。
できるだけ、芝居ならではのものを作りたいと思う。
そう考えた時、まず最初にくる芝居ならではの特徴こそ、ライブってことだろうと思うのである。

生で観せる物語。

それが俺にとっての芝居である。
その時、その瞬間の気分を反映したものでなくちゃ意味がない。大げさに言えば、「その時代の空気を色濃く映し出す物語」でなくては意味がない。
そうじゃなきゃ、イマドキ芝居である意味がない!と思って取り組んでいたりはする。

そして、1年間のロングランという、それはそれなり意味のある企画をやらせて頂いているうちに、決定的に時代が変わる瞬間が訪れた。

これはもう、一刻も早く、新しい物語を書かねばならない。
少なくとも俺なりに、今の時代を映すと思う物語を、出していかねばならない、と思う。

さて、時代の空気はどっちに流れているか……?それを掴んで、応える芝居、それが俺のやりたい芝居なのだ、が……

やってみないとわかんねーんだよなーこれがー
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by w-edge-t | 2011-05-31 00:13 | 日々の暮らしで考えた


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高山なおき プロフィール

ダブルエッジ 作家
1969年7月6日生まれ

主な作品
○映画
「娘道成寺~蛇炎の恋~」(高山由紀子と共同)

○演劇
「ダブルエッジの忠臣蔵!」
「輪廻くん」
「天気待ち~waiting for the sun~」(奈良橋陽子と共同)  他

○ラジオドラマシナリオ
NHK-FM「魔法の王国売ります!」他

○テレビドラマシナリオ
NHK「ゴーストフレンズ」 他

○ゲームシナリオ
東芝EMI「ずっといっしょ」

○小説
ZEST「ずっといっしょ~秘密の星空~」

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