台風

台風が近付いている。
なんかでかいらしい。というか、遅いらしい。遅いって事はそれだけ一カ所に大量に雨を落とすので、大変である。
今もすでに東京の我が家の窓外では、不穏な風に吹かれて木々が揺れている。台風自体はあんなに遠くにいるのに早くもこの様子である。近付いたら一体どうなってしまうのか。

高知では24時間で700ミリ以上降ってるらしい。
700ミリって、70センチってことだから、まともにたまったらそのまま風呂になるぐらいの量である。大変な事だ。

3.11地震にせよこの台風にせよ、日本はつくづく自然災害の多い国だと思わざるを得ない。こんな次々過酷な自然災害が襲ってくる中で、エコロジーとか自然を大事にとか言われても戸惑う。むしろ自然が人間を大事にして欲しい。

思うに日本に西洋式のエコロジーというのはそぐわないのではないか?
だって自然の様相が違うんだから。そこで暮らしていくための文化が違うんだから。

実際この台風だって本当直撃してる場所では大変だろうと思う。思うけれど一方で、「お陰で少しは暑さが一息つけるな」とか思ったりするのもまた事実であったりする。それが日本の自然だし、それに対する我々の感覚だろうと思うのである。

地震なんかほとんど起きない国で、石造りの家に住み、森を根こそぎ焼き払いながら文明を築いてきた国と、木と紙でできた家に住み、色々作ってみたりもするけれど、地震やら台風やらで年中ひっくり返され、でも一方ではそのお陰で豊かな実りの秋を迎える国。この両者が同じ基準で「自然を守ろう」とか言って、うまく噛み合う訳がないんじゃなかろうか?

日本人はそもそもそれほど過酷に自然を破壊していないし、逆にまた日本の自然は、人間の手で守らねばならないほど脆弱ではないのではないか?
……無論一概に言えないのは百も承知、敢えての暴論である。
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by w-edge-t | 2011-07-19 16:12 | 日々の暮らしで考えた


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高山なおき プロフィール

ダブルエッジ 作家
1969年7月6日生まれ

主な作品
○映画
「娘道成寺~蛇炎の恋~」(高山由紀子と共同)

○演劇
「ダブルエッジの忠臣蔵!」
「輪廻くん」
「天気待ち~waiting for the sun~」(奈良橋陽子と共同)  他

○ラジオドラマシナリオ
NHK-FM「魔法の王国売ります!」他

○テレビドラマシナリオ
NHK「ゴーストフレンズ」 他

○ゲームシナリオ
東芝EMI「ずっといっしょ」

○小説
ZEST「ずっといっしょ~秘密の星空~」

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