二度見させるパワーを持った「それ」

「二度見」と言う表現は今や結構メジャーなのか。
試しにグーグルで検索したら余裕で100万以上引っかかった。

「あり得ない事があまりにも自然に存在する状況に対するリアクション」
とでも説明すれば良いのだろうか?説明した気でかえってややこしくなるパターンにはまってるか?

ベタな演技の代表格のように言われる表現である。
例えば、死んだと思っていた父が帰ってきて、家族に交じって普通に談笑していると、そこに通りかかった主人公が家族に声をかけ行き過ぎようとしてから何か違和感に気付き、もう一度見て改めて父親を見てビックリ……、てな使い方であろうか。
或いは驚く対象が人間でない場合なんかにも使われる。壊したと思っていた壷が元に戻ってるとか、そんな場面で「二度見」をする。

望外の驚きを表現する演技のパターンなのである。「ビックリ」と言う表現の変形、極端に驚いている様であり、コメディ的要素もある。敢えてわざとらしくやる場合もあるし、うっかりわざとらしくなっちゃう場合もある。

うちの相方、田辺がこれの名手である。酒の席なんかでもリクエストに応じて様々な「二度見」をやってくれて盛り上がったりする事もしばしばである。

いずれにせよある種の誇張表現であり、普通現実ではやらない。現実にない動きなので「ベタな演技」と思われるのであろう。

……と思ってたら、先日、現実にやってしまった。
それも、誰も見てない所で。

その現場は深夜の実家であった。普段はあまり覗かない部屋が、その日たまたま襖が開いていて、廊下を通りかかった俺は室内が見えたのである。
元々その部屋がどんなレイアウトだったかとか、どんな家具が置いてあるかとか、そんな事こっちはいちいち覚えていないので、何があろうと別に気にせず、部屋の前を通り過ぎたのである。
その時目の端には、室内にある「あるもの」が映った。
それはよく見知った形の物であった。
しかし、以前それを見た場所はここではなかった。
以前にそれを見たのはどこだったろうか?そうだ、テレビの中だ。テレビで見た物がここにあるのだ。そんなバカな!何かの見間違いではないか?本当にそれだろうか?
そして俺は、ひと気のない深夜の実家の廊下で、二度見をするハメになったのであった。

確かにそこにあったのはそれであった。
印象深くテレビに登場していたアレであった。
それは……

「レッグマジックX」であった。
母よ、通販にハマり過ぎだ……
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by w-edge-t | 2013-05-14 09:26 | 日々の暮らしで考えた


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高山なおき プロフィール

ダブルエッジ 作家
1969年7月6日生まれ

主な作品
○映画
「娘道成寺~蛇炎の恋~」(高山由紀子と共同)

○演劇
「ダブルエッジの忠臣蔵!」
「輪廻くん」
「天気待ち~waiting for the sun~」(奈良橋陽子と共同)  他

○ラジオドラマシナリオ
NHK-FM「魔法の王国売ります!」他

○テレビドラマシナリオ
NHK「ゴーストフレンズ」 他

○ゲームシナリオ
東芝EMI「ずっといっしょ」

○小説
ZEST「ずっといっしょ~秘密の星空~」

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