カテゴリ:日々の暮らしで考えた( 45 )

kindleで読書などしながら……

曲がりなりにも物書きの端くれの一番端っこの先端にぶら下がった雫のような身である俺としては、読書する機会は多い。
そしてまた、芝居という時代性を写す表現媒体に関わる者の末席の後ろの襖の外の廊下に座る身としては、ミーハーに新しいものには飛びついておくべきと思ったりする。

そんな訳で趣味と実益を兼ねて、昨年末、噂の電子書籍「kindle paperwhite」を購入、使っているのである。
正直、高い買い物ではある。本体7980円で、書籍代は別。現状、紙媒体の本とデータ販売の間に価格的な差は殆どないので、初期投資の7980円分は丸々余計な出費と言う事になる。
ま、場所をとらないと言うメリットはあるので、これをその分の空間とバーターと考えるならアリかもしれない。いや更に考えを進めて、本棚を買う事を考えると、まあ数がたまってくれば安上がりと言う事になるかもしれない。
金銭的にはそんな感じ。では使い心地の方はどうか?

これが想像以上に、いい。

ライトが内蔵されてて暗いところでも読めるとか、しおりが自動的に設定されていつでも続きから読めるとか、文字の大きさを自由にカスタマイズできるとか、内蔵辞書で分からない言葉の意味を調べられるのでとりわけ洋書を読むときなど便利とか、色々と細かいところでいい面がある。

また、洋書購入の敷居がすごく下がった点や、青空文庫等による著作権の切れた過去の名著を気軽に(無料で)読める点などは非常に大きなアドバンテージだと思う。

しかし何より一番いい点は「今読んでる本はこれである」という点だと思う。

ずっとこれ持って歩けば、そこに今読んでる本のデータが入っているのだ。いちいち本を取り替えなくていい。これがとても楽だ。
どんな本でも同じ大きさ、同じ重さ、同じ字体で同じ文字の大きさ、同じレイアウト。
これがなんか慣れてくるととても読み易い。
そしてそろそろ読み終わりそうだなと思ったら次の本のデータを購入しておく。
すると前の本読み終わったところですぐシームレスに次の本に移行できる。
手許に本を持って来てないから今は読むものがない……、と言う事態が起こらない。
しかもその新しい本も、同じ大きさ、重さ、字体、レイアウトなのだ。
読書好きとしては実にいい環境なのである。
逆に言うと、読んでる本が終わりそうになると、つい次に読む本を探して買ってしまう。
今はまだ目新しさが勝っているせいなのかもしれないが、恐らくkindleを買う前より読書量は増えていると思う。
エンドレス読書状態。
しかも全部アマゾンで購入。
その意味ではアマゾンの思う壷である。

生活を便利にすると言うふれこみで、色々な新しい商品が開発される。
その中に、実際に買って使うと、便利というより生活が変化してしまうものがある。
そして一度変化してしまうと元には戻れない。
果たして電子書籍というものが万人に変化をもたらすかはわからない。しかしいわゆる「活字好き」の人たちの活字消費スピードを更に一段押し上げる力はありそうな気がする。

一方で、人生には、というと大げさだが、人には例えば「私の人生を変えた一冊」というような本がある。具体的な本は人によって違うが、要は愛着を持つ一冊の事だ。
その時の「本」とは内容だけを指すのではなく、具体物としての「本」だろう。装丁やら何やらを含めたその本自体に愛着を感じている訳だ。とすると果たして電子書籍においてそういう本と人間の関係と言うのは生まれるのだろうか?生まれるとしたらどういう形をとるのだろうか?
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by w-edge-t | 2013-02-06 14:08 | 日々の暮らしで考えた

体罰死事件に思う

最近のニュースで気になっているものの一つに桜宮高校の体罰死事件がある。
10代での自殺はあまりに痛ましい。ましてやそれが逃げ場のない現実に絶望し、追い込まれての自死であるなら周囲の関係者に対して憤りすら覚える。
亡くなった生徒さんのご冥福を祈るばかりである。

まず亡くなった生徒さんの身に何が起きていたのかという問題があり、それを引き起こした学校のあり方の問題があり、それを容認して来た教育委員会の問題があり、そういう状況が見えづらい制度の問題があり……、と言う感じで、まあなんか問題が重層化しちゃって論点整理がうまくいかないままに問題が拡散し続けているように見える。

そんな中、ともかくの方向として、同校体育科の来年度の入試を中止するという方向が橋下市長から提案され、市の教育委員会がそれを打ち出して一歩前進、というのが現在の状況であると認識している。
この動きは意外と画期的だと思うのである。

詳しく調べた訳ではないので間違っていたら恐縮だが、報道など見ている限りでは、これまで学生の自殺事件などがあった際、学校側の対処は「一日も早い日常への回帰」と言うのを基本線にしてきたように思える。しかし今回の入試中止は「一年間日常へ回帰する事を許さない」対応だと思うからだ。

橋下市長はマスコミを通じて当該校の生徒に向けて、今は仲間が死んだ事について考えるべきだと言うような事を言っている。これはこれまでの自殺事件などの対応と正反対だと思うのだ。
過去、理由は別にして生徒の自殺などがあった場合に、学校が落ち着きを取り戻す事を是とし、生徒の動揺は個別の問題としてスクールカウンセラーの強化などで対応するやり方が主流だったように思う。表向きその問題は忘れよう、辛いなら目を瞑ろう、と呼びかけているような違和感がそこにはあった。
それは優しいが本質と向き合う対応ではないように思う。
一方、今回の橋下氏のやり方はそれとは真逆だ。友人の死に際し、目を瞑る事など許さない、立ち止まって正面から見つめろと言っているように感じる。それは乱暴だが本質的であるとも思う。

俺は何が正しいとか何が間違っているとか、偉そうなことを言える立場にはない。しかし一応この国に生きる大人として、出来る事なら若いうちほど、本質的でいられるようにしてあげたいと思ったりはするのだ。
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by w-edge-t | 2013-01-28 19:03 | 日々の暮らしで考えた

東京は雪だった

東京でこんだけ降ったのはいつぶりなのであろうか?
よく降ったなという感じの14日であった。
その日我々は意外と冒険だったのである。

その日の朝、食材等の買い置きのあまりなかった我が家では、
「ひどくなる前に買い出しに行こう」と車を出して近所のスーパーに向かったのであったが、
時既に遅し であった。
買い物を終えていざスーパーの駐車場を出ると、目の前の通りは車でギッシリで、しかも全く動いていない。
少し前の方で斜めって停まっている車が見え、人が出て来て押したりしているがタイヤが滑って全然進めないでいるのだった。
これはこのまま待ってても埒が開かない、と判断した我々は引き返してスーパーの駐車場に車を置かせてもらい、徒歩で帰る事にしたのであった。

ちょうど昼過ぎの、雪に加えて風が強くなって来た時間帯であった。
さしたる装備もない格好で、スーパーの袋を6個ぐらい抱えて、横殴りに吹いてくる雪を透明傘で避けながら、足にはスーパーのレジからもらって来たビニール袋を履いて防水対策にし、延々と白い世界を家まで黙々と、家人と共に行軍したのであった。

いや、大変だった。
大変だったのだけれど、変な高揚感があって、楽しい面もあったりした。
思えば子どもの頃は雪が降った日は楽しいイベントであった。
所詮雪国の深刻な地域とは違う、東京の雪である。
大変と言ったってタカは知れている。
それでも、大人になれば仕事との兼ね合いなどで雪に対して迷惑としか感じなかったりする。
雪が楽しいものでなく迷惑なものに感じるようになったのは幾つ頃からだろう?
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by w-edge-t | 2013-01-16 12:34 | 日々の暮らしで考えた

もうだいぶ明けてましておめでとうございました

やや遅ればせながらではありますが、本年もダブルエッジをどうかよろしくお願い致します。

で、そのよろしくお願いしたいところのダブルエッジの公演はどうなっておるのかと言えば、今の所まだ具体的な日程などは決まっておらず、今年は春頃から始動していく予定なのである。
このブログは基本、ダブルエッジの活動に関する情報発信がメインなのであり、時にはそりゃ「映画観て来た!」というような個人的な話題についても書く訳だが、そればっかりというのも体裁悪いしな、もうちょっと芝居に関わる事柄なんかないかな、……などと考えているうちにどんどん自分の中で敷居が高くなり、更新に二の足踏むようになってしまった去年末だったのである。
今年は心を入れ替え、もう少し自分の中の敷居を低くして、芝居から多少離れた話題であっても、日々思った事などあれば積極的に更新したいと思う次第である。

改めてよろしくお願い致します。
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by w-edge-t | 2013-01-10 14:36 | 日々の暮らしで考えた

エクスペンダブルズ2観た事など

自分とこの芝居が終わると「さて、映画でも観に行くか」と思う。
時間があるとか何とかより、何かこう、内面的に余裕ができるからってのが大きい気がする。
んでここんとこ見た映画が「アイアンスカイ」と「エクスペンダブルズ2」である。

……まあ、非常に偏ってるような気がしないでもない。

「アイアンスカイ」はナチが月面に基地作って生き残っていた!というまあ割とおバカ映画な感じなのだが、ナチスを戯画化して小馬鹿にしつつ、現代のアメリカ(及び国際社会)をそれと同レベルに描く事で風刺する作りになっていて面白かった。人種ネタなんかも大手の会社では腰が引けてできないようなネタに割と軽く突っ込んでいて、その姿勢がインディペンデントならではでとても好感が持てるのだった。佳作だと思う。

で、まあそれは置いといて、今回の主題は「エクスペンダブルズ2」である。
スタローン演じる傭兵のバーニーと、彼の率いる傭兵部隊の活躍を描いたアクション映画で、……というよりも、スタローンが自分と同年代に活躍したアクションスターたちを軒並み集めて作った映画、という説明の方が正しい気がする。
話がどうの、設定がどうの、そういう事言ってもはじまらない映画であるような気がする。
実際、ぶっちゃけた話、ストーリーなんてたいしたこたあないのである。

すっごい腕利きの傭兵部隊がいて、任務を遂行中にテロ組織にプルトニウムの保管庫の地図を奪われ、さらに仲間を殺される。怒りに燃えた傭兵たちは復讐を誓う……

あらすじ、以上である。わずか2行である。
つーか最後の「を誓う……」の部分を「した」に変えるとある意味ネタバレである。
実際の話、物語は単純明快、というか単純というレベルにすら達してないような、「イイモンがワルモン倒しました」というだけの話なのである。どんでん返しの一つでもあるかと思ったらそれすらない。「頭を空っぽにして楽しむ」という表現があるが、逆に言うと「頭を空っぽにしない事には楽しめない」映画なのである。
……と書くと、つまんなかったのかって話になるのだが、実は個人的に感動しちゃったのである。
クライマックスでは若干ウルッときたりして、まさかこの映画で感動するなんて!と我ながら驚いたりしたのである。
以下、ネタバレ要素を含むので(いや、上にもネタバレがあるが)、ご理解の上読んで頂きたい。


さて、
そもそも上にも書いたように、この映画は「スタローンが自分と同年代に活躍したアクションスターたちを軒並み集めて作った映画」なのである。
ま、正確にはニュースターも織り交ぜているので必ずしも「同年代」ばかりではないのだが、中心になるのは同年代のスターたちである。予告編でもシュワルツェネッガー、ブルース・ウィリスとの共演が強調されている。
だからこれはオールスター映画なのであって、物語上の設定である「傭兵部隊」のリアリティとか、そういうのある意味どうでもよくて、そこに出ている俳優たちの活躍を、ノスタルジーを含めて楽しむ映画だろうと思うのである。
実際観てる間も、そこに映ってるのはスタローンとしか認識してなくて、「傭兵部隊のリーダーのバーニー・ロス」なんてのは今これ書くのにもパンフレット引っ張り出さないと覚えてないくらいの印象なのである。
で、そういう構造の映画であるから、ファンサービスとして各スターの過去のヒット作に引っ掛けたセリフネタなんかがバンバンはいっているのである。
シュワルツェネッガーなんか3回ぐらい「I'll be back!」って言わされてたりして、吉本新喜劇の芸人のような扱いである。
だからこっちも観てる間、物語世界に引き込まれるような事はなくて、「お、ジェット・リーだ、カンフーアクションすげーな」とか「ここでチャック・ノリスか!待ってました!」みたいな、それぞれの俳優をそれぞれの俳優として認識するという、そんな距離感で楽しんでいるのである。
そう思ってみると、各スターたちそれぞれにちゃんと見せ場が用意されていて、ストーリーは平板かもしれないがアクションの工夫は素晴らしいのである。
で、そうやって楽しんで行った先に、ついにクライマックス、スタローン対ヴァンダムの一騎打ちがやってくる。
最初は物陰に隠れて銃を打ち合う二人だが、やがてヴァンダムが急に「こっちは弾が切れた、素手でやり合おうぜ」とか言い出して物陰から出てきてしまう。
そしてスタローンもそれに呼応して自分の銃を捨てて、殴り合いを選ぶのだ。
この展開には面食らった。冷静に考えるとそんな必要はどこにもない。悪者だしプルトニウム取り返さないといけないし、仲間の敵討ちなんだし、考えれば考えるほど撃っちゃうべきである。しかしスタローンは素手で向かって行く。
そりゃさっき話なんかどうでもいいとは言ったけどものには限度がある。いくらなんでもこれは雑だ、あまりに御都合主義過ぎる!
一瞬しらけそうになりながら観ていると、ヴァンダムが往年の姿を彷彿とさせる開脚180度のスピンキックを決め、倒れたスタローンに向かって言い放つ。

「これしきで倒れるのか?金返せ!」

その瞬間、俺はさっきまでのしらけそうだった気持ちがぐるっとひっくり返って、感動しちゃったのである。
このセリフに俺はウルッときちゃったのである。

ここまでの展開から、このセリフはテロリストのセリフには聞こえない、ヴァンダムがスタローンにかけた言葉に聞こえる。
そしてそれは、年取ったからと言って、名前だけで楽な仕事をするのではなく、ちょっとでも面白い映画を撮ろうとする飽くなき映画人の精神みたいなものの決意表明に聞こえたのである。

「金返せ」という罵倒を浴びたスタローンは苦痛をこらえて必死に立ち上がる。その表情は俺の目には「痛みをこらえる傭兵」ではなく「苦悩しつつもカメラの前に立つ映画人」と映った。そしてそれに心打たれたのであった。

あれだけの成功を収めた人物が、なおも観客を喜ばせようと、知恵を絞って体に無理をさせて泥臭く全力で頑張っている。
それはいらん深読みなのかもしれない。しかし俺は感動したし、改めてスタローンという映画人が好きになったのであった。

「エクスペンダブルズ2」は名作ではないかもしれないが、個人的には心に残る作品になったのであった。

そして翻って、俺自身も地べた這いずって頑張らにゃいかんという思いを新たにしたりしたのであった。
ダブルエッジ、来年も頑張ります!
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by w-edge-t | 2012-10-31 14:34 | 日々の暮らしで考えた

映画「ロボット」完全版を観る

実は先週見に行く予定だったのである。
そのつもりで調べてたら「翌週から完全版の上映が決定」とあったので急遽キャンセル、満を持して完全版を観て来たのである。
ご存知だろうか、「ロボット」?
インド映画である。「なんかとんでもない映画がある」とちょっと前から一部ネットで話題になってた映画だった。その時からいつか観たいと思っていたが、このたび日本で公開され、ようやく観たという次第である。

インド映画はかつて「ムトゥ 踊るマハラジャ」がブームになった時何本か観た。どれもこれもムチャクチャ面白かった。
たっぷり3時間はある上映時間を使って、笑いあり涙ありダンスありアクションあり、物語だって恋に因縁に復讐にと、全部入りのてんこもりな、内容をギッシリ詰め込んで猛スピードで展開するそれは、文化が違うと言うか、我々の知っている映画とはまたずいぶん違う方向に進化した映画もあるもんだという感じで、そのカルチャーショックも含めてとても面白く、楽しく、興味深い体験であった。
そんな頃から10年以上ぶりの新作は、当時と同じスーパースターラジニ主演の大怪作であった。
マー面白かった。
インド伝統のたっぷりてんこもりの超コッテコテでありながら、CGをふんだんに使って、最新ハリウッドアクション映画に劣らない極めて現代的な絵作り、主役のラジニが博士役とロボット役の2役を演じ……、いや、2役どころかロボットは複数いるからそれ全部がラジニ、クライマックスのアクションシーンなんか画面埋め尽くす勢いで全てがラジニというとんでもないアイディアとそれを実行に移しちゃう凄さ。
歌もダンスもインパクト抜群だし、蚊と話し合う想像を絶するぶっ飛んだ展開、泣きながら走って逃げる少女がバスにぶつかって即死する場面をCG合成でもろに撮っちゃう日本人には理解出来ない感性など、全てが並外れていて、俺たちの常識など所詮狭い世界の話であって、世界は広いよなと改めて思わせられる内容である。
無論素晴らしい素晴らしいったって全てが無条件で素晴らしい訳ではない。というかむしろ突っ込みどころだらけともいえる。しかしそれも含めて面白いのだから、もういいじゃないかと言う感じである。恐らく制作者側も、別段笑われる事を恐れていないように思える。
上述の蚊との話し合いのシーンなんてまさにそうだ。ヒロインの血を吸った蚊を追いかけて川べりに行くと雲霞のごとく蚊がいて、その中から先程の蚊を特定するというシチュエーションなのだが、その方法が「蚊語」で話しかけるという驚くべき展開なのである。蚊をCGで1匹づつリアルに描き、それがモゴモゴと口を辺りを動かすと人間後に翻訳されて流れるのである。
なんかもう想像を越えている。笑っちゃうし、心の中では「そりゃねーだろ」と突っ込んでいるのだけれど、かといってバカにする気持ちはないのである。そこまでやりきってしまっている事に呆れつつも驚き、ただ呆然とするばかりなのである。

人はあまりに並外れたものを観るとただただ笑ってしまうけれど、観賞後の俺はまさにその心境であった。
全ての場面が並外れていると言って過言でなく、あんまり並外れて過ぎて前半の凄い場面なんて見終わった時にはもう忘れてそうな勢いである。
まとめると観たばかりの映画の内容も思い出せずその割には満足げに薄笑いを浮かべているという大変まずい状態な訳だが、他人から見てどうかはさておき本人は大変幸せな心持ちなので問題ない。

しかしまあともかく一本の映画に全てを詰め込んで徹底的に観客にサービスしようとするそのインド映画の精神には素直に脱帽するばかりである。何かこう素朴な映画に対する愛にあふれているような気がする。結局の所、観賞後に素晴らしく幸福な後味を感じるのは、映画の背後から透けて見える、関係者の愛情のためかもしれない。その愛情の深さは羨ましくもあり、また見習わねばと感じたりもするのであった。
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by w-edge-t | 2012-06-04 12:17 | 日々の暮らしで考えた

相方からの告知

ダブルエッジのもう一人、田辺から出演する舞台の告知が届いたので以下に掲載。
お時間ありましたらぜひ、足をお運び下さい。

こんにちは。ダブルエッジの田辺日太です。
さて今月、新しいプロジェクトの舞台に参加します。
シェイクスピアの「ハムレット」をベースにした、軽いタッチのクライム・コメディです。
お時間ありましたら、是非いらしてください。

『The Truth Game〜ザ・トゥルース・ゲーム』

2012年5月23日(水)〜27日(日)

@中目黒ウッディーシアター
(東急東横線中目黒駅・徒歩8分)
東京都目黒区上目黒2-43-5 キャトルセゾン B1F

【出演】
二階堂智(エージェントオフィス・タクト)・田辺日太(ダブルエッジ)・管勇毅(ワイ・ケイ事務所)・望月章男(ワイ・ケイ事務所)・雨宮俊夫・橋本一郎(鈍牛倶楽部)・奥津裕也・遠藤祐美・石川麻衣・岡本恵美・實川阿季

【脚本・演出】望月章男


【日程】
5月
23日(水)/19:30★
24日(木)/14:00●・19:30★
25日(金)/19:30★
26日(土)/14:00●・19:30●
27日(日)/14:00★・18:00●

※ダブルキャスト
●雨宮俊夫/★橋本一郎

【料金】
全席自由 前売り¥3500/当日¥3800

【あらすじ】
彼らは、単調で気楽な強盗生活を送っていた。
『東京チュッパチャップス』劇団員、淳平、親人、美月。
『二次元系メディカルバンド・ロマンスクエスチョン』メンバー、雄次。
そして、現職の警察官である大貫忠彦と、弟で刑事の大悟。
ある日、いつものように強盗計画の準備をしていると、プランナーである忠彦が死んだという情報が入る。
詳細不明。原因不明。そして、何やら怪しい男も登場。
どこか倫理観の欠けたこの強盗達に訪れた、初めてにして最大の危機。果たして彼らは『平凡な強盗ライフ』を取り戻すことができるのか!?
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by w-edge-t | 2012-05-10 14:49 | 日々の暮らしで考えた

映画を早送りで観る日々

ここ数日、映画を早送りで観ている。
というのも、実はレーザーディスクユーザーだったりする。
無論、今やメインはDVDなのだけれど、実家で相当昔から使っていたのでソフトが結構な量あり、ソフトがあるんだからハードもないとねってな事で未だに現役でテレビにつないであったりするのである。
ところがこのレーザーディスクプレイヤーがとうとう寿命なのか、半月ほど前に動かなくなった。ディスクを乗せるトレーが出たっきり動かなくなり、入っていかなくなってしまったのだ。
まーこれが場所取ること。
なにせディスクのサイズがデカイのでトレーもやけに張り出している。邪魔っけこのうえないのである。

さておき、レーザーディスクが観られなくなってしまった訳で、我が家ではこれは意外と困る状況だったりする。本を書く上で「ちょっとあの映画観てみたいんだよな」と思った時に観られないのは困るのだ。かといってすぐそこにソフトがあるのに、同じ映画をレンタルビデオで借りてくるってのも癪に触る。
どうしたものかと思案のあげく、「実家にはもはや使っていないプレイヤーが死蔵されているに違いない」と考え、探しにいった。

笑える事に3台も出てきた。
そんなに持ってたんかい!と突っ込みつつ動作確認してみたところ……
1台もまともに動かなかった。

こりゃソフトを無駄にしないためにも新しいプレイヤーを入手しないとイカンのだろうか?
そう思ってネットで探してみたら、
まあ生産中止になってからもう何年も経つ訳で、意外と高騰してたりするのですな、これが。
こうなったら仕方ない、なんとかして自力で直してやる!と腹をくくって我が家のプレイヤーの裏のネジを外し、ガワを開けて内部の複雑な機械と対決した。その結果……

あっさり直った。
ある部品が若干浮いてて、それがトレーとぶつかって動かなくなってた。
その部品を指でぎゅっと押しこんだら、動いた。
なんというか、気分はチルチルミチルである。青い鳥は目の前にいたんだみたいな。

てな訳でレーザーディスクは観られるようになったのだが、とはいえ楽観はできない。次にまたこんな事態になったら本当に観られなくなっちゃうぞ、という強迫観念のもと、ただ今手許にあるレーザーディスクを片っ端からバックアップ中なのである。

別にただのダビング作業なので観る必要はない筈なのだが、アナログ信号のものをバックアップしているので映像以外の信号は全然拾えないのである。従ってチャプターが全部なくなる。必要な場所には手で打ち込んでいくしかない。そのためには目を通さないとならない訳で、かくして早送りでジャンジャン観るはめになっているのである。
手間のかかる作業ではあるが、何せ名画、楽しくもある。
トラ・トラ・トラ!とか、ホント久しぶりに観たが、やっぱり面白いよなー
つい通常スピードにしちゃったりして。
一体何日かかる事やら……
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by w-edge-t | 2012-04-26 23:15 | 日々の暮らしで考えた

黙って考える。

今はそういう時期なのだろう。
ブログ更新をあまりしてないけれど、だからと言って何もやってないとか、或いはそもそも興味なくしちゃったとか、そう言う事じゃない。
一番大事な芝居に向けて、色々溜め込んでいる時期。
あんまり吐き出したくない時期なのである。

溜め込む事は大事な訳で。
あえて貝になって溜め込んで、一気に放出するからそこに集中して力が出せる訳で。
とりわけ作家として芝居に関わる者としては、チビチビ放出するより書くモノに集中してそこで吐き出さないと、作品が薄くなったら本末転倒である。

そんな訳で言える事は少ない。
言える事といえば、
次回公演は7月頃になりそう、調整中。ってなくらい。
うちの場合、自分とこの劇団だけでは何もできない小所帯なので、ゲストで呼ぶ方々、出演者もスタッフも含めてそういう方々の賛同なしに芝居はできない。
ちゃんと決まってない事をぺらぺら喋って都知事みたいに「腹が立った、一回全部白紙!」て事になっても困る。

言える範囲の情報としては、次回公演は7月頃。
もう少し詳しく言うと、7、8、9月の3ヶ月連続公演をやろうと思ってる。
全て新作、全て別の作品。

なかなか無茶な企画なのである。
無茶な企画なので、対外的には色々調整も必要になる訳で。
そして個人的には溜め込む事も必要になる訳なのである。

と言う、まあ、言い訳。
更新が滞ってる事への言い訳。
でもまあ、本音でもある、言い訳でした。
すいませんね。
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by w-edge-t | 2012-04-13 10:22 | 日々の暮らしで考えた

ダイエット中

ここ一ヶ月ばかりダイエットに励んでいる。

発端は2年前に遡る。
その頃の俺はヘビースモーカーだった。
日に3箱ぐらい吸っていた。
まあ割と意識がある間はほとんどいつも吸ってるぐらいの勢いだった気がする。
そこにタバコ税増税に伴う値上げが来た。
日に3箱も吸ってると値上げのダメージも著しく大きい。いきなり高額納税者である。
なんかもう税金吸ってるような気分で腹立たしいのでこの際止めてやる!と思って本当に禁煙に突入、意外にもすんなりやめられてしまった。

タバコ止めたのはいいんだが、それまで年がら年中くわえてたものがなくなる訳でどうにも口寂しい。
そうするとつい手近にある菓子なんかをつまむ。間食が増える。コーヒーの量も増える。煙草をやめたせいで飯がうまい。ご飯が進む。食事量が増える。増えるばっかりである。
当然の結果として太った。気付けばこの2年で7キロ太った。

別段その前だって痩せてた訳じゃない。どっちかと言えばデブ寄りである。そこに7キロ上乗せだからもはや冗談ではすまない。さすがに7キロ増えると色々生活に支障が出始める。
この際なので恥を告白するが、ある朝の事である。
着替えようと靴下を手に足を上げたら、なんと腹につっかえて手の届く高さまで足がこなかったのである。
これにはさすがにショックを受けた。あまりのショックに寝込む……、とますます太るので起きて動き回ったけど内心は激しく動揺していた。
このままではさすがにイカン。なんとかしなくてはならん。
そんな訳でひと月前からダイエット中なのである。

と言ってもいわゆる「何とかダイエット」みたいなマニュアルでやってる訳ではない。
もっと単純に、こうすりゃ体重が減るだろうと言う事を実践してるだけである。
具体的にはメシを減らして運動を増やしている。
間食はしない、夜食もとらない、三度のメシはきちんと食べるが量を減らす。
運動は1時間ぐらいのウォーキングと筋トレ。
単純だが筋は通ってる。入ってくる量が減って出て行く機会が増えてるんだからこれで減らない筈はないだろうって感じである。
……で、実際のところ、一ヶ月生活して6キロ落ちた。

ここまで意外と順調に落ちている。もう少しで2年前の俺である。
どうやら少量の食事に体がなじんで来たみたいである。この前、近所のラーメン屋に久しぶりに行ったのだが、以前ならラーメン1杯にライスまで頼んで、スープも飲み干していたのが、麺食べただけで胸焼けした。
自分の変化にちょっと驚いた。
ラーメンライスが食べられないのはちょっと残念だが、この調子でもう少し続けてみようと思う。

2年前のサイズに戻ったらどうしようか?またタバコ始めるか?それじゃ無意味すぎるか。
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by w-edge-t | 2012-03-21 20:14 | 日々の暮らしで考えた


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高山なおき プロフィール

ダブルエッジ 作家
1969年7月6日生まれ

主な作品
○映画
「娘道成寺~蛇炎の恋~」(高山由紀子と共同)

○演劇
「ダブルエッジの忠臣蔵!」
「輪廻くん」
「天気待ち~waiting for the sun~」(奈良橋陽子と共同)  他

○ラジオドラマシナリオ
NHK-FM「魔法の王国売ります!」他

○テレビドラマシナリオ
NHK「ゴーストフレンズ」 他

○ゲームシナリオ
東芝EMI「ずっといっしょ」

○小説
ZEST「ずっといっしょ~秘密の星空~」

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