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チラシなんか貼ってみたり

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チラシなんかが出来てくると、後戻り出来ない感と言いますか、もうやるしかない感と言いますか、実にもう何と言いますか、よろしくお願いします。
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by w-edge-t | 2011-06-27 23:03 | 芝居の現場で考えた

「輪廻くん」について

いよいよ9月の芝居にむけて動き出した。
タイトルは「輪廻くん」。
詳しい公演情報などはここに載っている。

この芝居、実は去年からずっと、手を替え品を替えながらやり続けている演目である。
今回は演出から出演者、スタッフも一新。
台本にも新しいシーンを書き加えて、新作としてのお披露目である。

どんな芝居か?
一口に言うと「一人芝居の数珠つなぎ」である。

一人芝居、つまり舞台上に役者が一人しかいない芝居。全てをたった一人の役者が表現する芝居。
ある意味究極、演劇人なら一度は挑戦するべき高いハードル、それが一人芝居だと思う。
実際一人芝居は難しい。たった一人で全てをやるのだから当然と言えば当然。
ただし、その「難しい」の意味が、演じる側だけでなく、観客にとっても難しい印象になっているのが困る。
つまり「難解」とか、「退屈」なイメージ。一人芝居と言われたら、観に行く方も尻込みするのではないか?
でもそれは冷静に考えるとおかしいのだ。

演じる側にとって一人芝居が難しいのは、「たった一人で舞台上全ての表現を担うから」である。
でもその結果、普通の芝居に比べて難解なものが出来上がったとしたら、それはつまり「全ての表現を担えていない」という事なんじゃないか?
本来なら共演者が負担すべきところを、観客に負担させているだけではないか?観客に無理させているから「難解」と受け取られるんじゃないのか?
口はばったいようだがそう思うのである。

「輪廻くん」はそうした一人芝居にまつわる敷居の高さをなんとかしようとした「挑戦」である。
演る側には厳しく、観る側には優しく。
観ている間は物語世界に没頭して楽しく過ごして頂き、見終わって我に返って改めて「普通に観てたけど冷静に考えてみるにこの役者はスゲエな!」てな風に思ってもらう。
そんな芝居ができるといいなと思っている。
ご期待頂きたい。
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by w-edge-t | 2011-06-20 21:06 | 芝居の現場で考えた

戦没画学生「祈りの絵」展に行ってきた

胸に迫る展覧会だった。

絵の道を志しながら、学徒動員で戦争に赴き、そのまま帰らなかった方々の遺作を集めた展覧会である。
いや、果たして展覧会なのか?
会場にはところ狭しと、大小さまざまな絵が飾られていた。サイズも、画風も、モチーフも実に様々、日本画も洋画も鉛筆画も区別なく展示されていた。
そしてそれぞれの絵には、作者の名前と略歴、残されたご家族が語る作者の思い出が付記され、一部にはそれ以外の遺品(写真や手紙など)も飾られていた。

その展示は、飾られていないもの、そこにないものを見るための手がかりであった。
絵を観つつ、略歴を読み、思い出を読む。その時、そこに立ち現れるのは、絵筆を振るう作者そのものであった。
確かにそこに存在したと感じられる、その方々の姿が、深く胸に迫ったのだった。

浮かび上がる作者たちは皆、豊かな教養と深い愛情を感じさせる方ばかりであった。
戦前戦中の時代、当時を知らない我々は、ついその時代に文化などなかったかのように思ってしまう。しかし、そんな暗い時代であっても、そこに生きた方々はそれぞれに高い文化を胸に宿していた。
我々は戦地に立つ兵隊一人一人にそれぞれの豊かな人生がある事をつい見落としてしまう。しかし彼らは高い教養と豊かで深い愛情を持った方々であった。
会場に飾られた豊かな絵画の数々が、その事を雄弁に物語っていた。

気が付けば会場のそこかしこに、目尻を押さえ涙をこらえる姿があった。
誰もが、そこにある絵を見ながら、そこにいない人々に想いを馳せているのだった。

そこにないものを、人を感じていた我々は、果たして展覧会を見たのだろうか?
確かな事は香り高い文化に触れた、豊かな時間を過ごしたという事だけだ。そしてそれで充分だ。
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by w-edge-t | 2011-06-12 21:44 | 日々の暮らしで考えた

携帯を落として考えた

携帯電話を落とした。

正確にはPHSだがそこはどうでもいい。ともかくまいった。気付いたのが夕飯前、ちょっと連絡しなきゃならないことがあって、さて電話は……、というところで凍り付いた。
身の回り、心当たりの場所を見てみてもどこにもない。電話をかけてみても直通で留守番電話サービスに回されてしまう。
観念して一体いつ、どこで落としたか、それを考える事にした。
その日外出したのは昼飯だけ。ということは食堂か、或いは移動の電車内か。
すぐに連絡とってみた。食堂に電話し、最寄り駅まで走って駅員に落とし物を検索してもらう。が、出てこない。
「特徴は?」とか聞かれても、いいトシしたオッサンである俺は別段ジャラジャラとストラップつける趣味もなく、「い、色は銀色です」とかほとんど特徴にもならない事を告げる事しかできない。
その時点で敗北感でいっぱい。もうこりゃ出てこないなと、あきらめの境地で重い足を引きずって帰る事になった。

携帯がなくなるってのは実に心細い。そこにしか入ってない知り合いの連絡先も多い。出てこないと二度と連絡取れないのか?と不安になる。
考えるとすごい依存度である。

生活に必要不可欠なデータをそこに入れて持ち歩いている訳で、言ってみりゃ脳みその外部化。
いつの間にやら世の中は、ウィリアム・ギブソンもびっくりのSFになっちゃってるのである。
そりゃSFが衰退する訳だ。現実が追いついちゃってんだもんなー、と、昔ながらのSFファンとしてはため息つくばかりである。
しかしSFと現実には無論違いもあって、最大の違いはカッコいいかどうかだ。
サイバーパンクなんつって、頸動脈に端子があってメモリー抜き差ししたりするイメージは抜群にカッコ良かったんだが、今、道端で携帯片手に電池を抜き差ししてる姿は映りの悪いテレビにチョップするオカーサンと変わらない。一つもカッコ良くはない。

思い出してみるに、携帯も普及し始めの頃はカッコ良かった。持ってる事自体がステータスだった。そういや今だとスマートフォンはまだカッコいいな。電車の中で画面いじってる人がいるとついオッと目を留めてしまう魔力がある。

魔力が宿らないモノは普及しないと思う。
そういや3Dテレビが売れてないと聞く。バーチャルリアリティなんて言葉がはやった頃は、ゴーグルのごとき装置を頭にかぶって仮想空間に埋没するというイメージがこれまたカッコ良かったんだけれど、実際にゴーグルのごとき眼鏡かけて家族でテレビみてる図なんてやっぱりカッコ悪いとしか思えないわな。
最初っからカッコ悪いんじゃそりゃ売れんわなーと思うんである。

うーん脱線しすぎてまとまらなくなったのでここまで。
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by w-edge-t | 2011-06-06 14:32 | 日々の暮らしで考えた

不信任案だそうで

なんか国会が色々と騒がしい。
内閣不信任案が提出されて解散総選挙もあるという情勢のようだ。
これに対してマスコミでは今そんな事をしてる状況かという批判が飛び交っているようだが、個人的にはそれは的外れだと思う。
だって政治っちゃ元来そういうものでしょ?と思うんである。
「この国難の状況では一致団結して事に当たれ、政局にするな、もっと被災者をおもんばかって真面目にやれ」という意見のようだが、政治家が真面目に自分たちの仕事をやったら政局になるに決まってると思うんである。
とりわけ野党なんてそうだろう。真面目に、自分たちの立場に忠実にやるってことは与党の仕事をきちんと批判するってことな訳で、不信任案提出はむしろ真面目に仕事した結果だと思うのである。
なんでもいいから仲良くやれ、一致団結してやれという主張の人はだから、「野党は真面目に仕事するな」と言うべきだったんではないか?

マスコミがその辺の理屈がわかってないはずがない。わかってないなら報道の資格がないし、わかってあえてやってるんなら悪質である。どっちにしろ間違いないのはマスコミの言う事は信じない方がいいと言う結論だけである。

個人的には菅首相には一刻も早く退いて欲しいとは思う。
これまたテレビなんかでよく聞く言説として「菅首相がいやだと言うなら、誰だったらこの難局を間違いなく乗り切れるというのか?」てな言い回しがある。そんなものわかる訳がない。
質問がおかしいのだ。そうじゃない。聞くべきは「誰が首相だったら、この難局を乗り切れなかった時にあきらめがつくか?」だろう。
俺は菅さんと心中する気にはなれない。間違いなくなれない。あの、避難所視察の際の、腰に手を当てたまま謝るという心ない態度を見て以来、「こいつと心中だけは絶対ご免だ」と思っている。

もうすぐ不信任案の採決がされるが、結果が出てから色々言うのも嫌らしいから今のうちにあげておく。
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by w-edge-t | 2011-06-02 14:08 | 日々の暮らしで考えた


世界最小の劇団ダブルエッジの作家の方のブログ


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高山なおき プロフィール

ダブルエッジ 作家
1969年7月6日生まれ

主な作品
○映画
「娘道成寺~蛇炎の恋~」(高山由紀子と共同)

○演劇
「ダブルエッジの忠臣蔵!」
「輪廻くん」
「天気待ち~waiting for the sun~」(奈良橋陽子と共同)  他

○ラジオドラマシナリオ
NHK-FM「魔法の王国売ります!」他

○テレビドラマシナリオ
NHK「ゴーストフレンズ」 他

○ゲームシナリオ
東芝EMI「ずっといっしょ」

○小説
ZEST「ずっといっしょ~秘密の星空~」

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