<   2013年 03月 ( 3 )   > この月の画像一覧

ニュースがわからない事の言い訳

そらもう俺なんてダメな大人なのである。
この年になってまだ芝居なんぞにうつつを抜かしているのであるから間違いない。
そんな人間であるからニュースとか見てるとわからん事が多い。
TPPなんか最たるもので何の事やらさっぱりわからない。
今さら「アレ、ナニ?」と聞くのも恥ずかしいのでなんかわかったようなふりをしている。
実際の所さっぱりわからない。

「環太平洋パートナーシップ協定」とか言うらしい。
太平洋を囲む国々の、主に関税等に関わる基本的なルール作りをする場であるらしい。
共通ルールを作る事で手続きを画一化、簡略化して、物やら人やらの行き来を活発にする、というような事なのか?
参加すると参加国間での流通で関税が下がるなどのメリットがあるらしい。一方、例えばコメなどの保護対象の産業が、他国からの輸入で打撃を被るんじゃないかというので反対の声も上がっているらしい。

おおよそこんな認識である。
なんかあやふやだ。説明なのに疑問文入ってるし、第一「らしい」が多すぎる。
しかし俺ばっかりが悪いのか?と反発する気持ちもある。ニュースで頻出する単語としては相当説明が少ない方なんじゃないか?
本当はあれでしょ?報道の人もわかってないんでしょ?とか言いたくなる。

大体がちゃんとした言葉の説明もなしに、いきなりハチマキ巻いてコブシ振り上げて「ハンタ〜イ!」とかいう場面だけ見せられてもどっちの言い分に肩入れすべきかさっぱりわからない。
そう思って本屋に行ってみるとこれまた混乱に拍車がかかる。
経済書のコーナーには「TPPは日本を滅ぼす」とかいう本が並んでるかと思えば、その隣りには「TPPで日本大復活」みたいな本があったりする。
そら無論言論の自由が保障されてるのだから何言ったっていいんだけども、それにしたってどっちなんだよ!と言いたくなる。
だっていいとか悪いとか、賛成とか反対とか、そんなレベルじゃないんだもん。
いきなり「滅亡!」とか、「復活!」とか、言葉が激しすぎる。
明らかに煽る気満々な言葉の選び方だ。
テレビのニュースとか、新聞の社説だって似たり寄ったりだ。とりわけ否定するときの言葉の選び方が強すぎる。内容に対して表現の部分だけが突出して進歩し過ぎだと思う。

結局のところ、報道だって読者なり視聴者なりを獲得するための経済活動で、だったら読む側観る側の好みに合わせて、色んな結論が流されるって事なのか?読む側に観る側の気を惹こうと、言葉が強くなってるって事なのか?
俺にはわからん、わからんが、報道はちょっと娯楽になりすぎているように思う。
[PR]
by w-edge-t | 2013-03-19 10:04 | 日々の暮らしで考えた

「才能の巣」のこと

なんかスターウォーズにはハリソン・フォードに続きキャリー・フィッシャーの出演も決まったとか決まらないとか。なんかもう良きにつけ悪しきにつけ興味をひくようなニュースが次々流れてきて楽しい事である。

それはさておき、
今年のダブルエッジの公演は夏過ぎになりそうである。まだまだ先である。
それまでずっと雑談というのもいかがなものか、と思ったりする。
少しは芝居絡みの話もしないと何のブログだかさっぱりわからない。
と言う訳で、先の芝居の話ではなく、昔の芝居の事でも書いていこうかと思う。
ダブルエッジの過去の作品について、思い出せなくなる前に覚えている事を書いておこうという、いわば思い出話的備忘録である。

ダブルエッジの旗揚げは1998年秋の事である。そのきっかけになったのはそこから約一年前、1997年にやった「才能の巣」という芝居であった。
それ以前から芝居はずっとやっていて、大人数の劇団と言う方式を取った事もあったのだが、仲間内の意志の統一が図れず解散したりしていた。
そんな時、たまたま別件で知り合った中に、自分の家を小屋にして貸していると言う人がいた。何でもいいから面白い事ができないかと、色々探しているという事だった。
「それなら芝居やらして下さい」と声を上げたのがきっかけだった。
大人数を仕切るのに失敗していた事もあり、逆に思いっきり少ない人数で、思い切りやりたい事をやろう。そう考えた結果、一人芝居をやる事にした。
役者は、当時知り合いではあったがそれほど仲のよくなかった田辺日太という先輩に声をかけた。
彼も、劇団に入ったり止めたり、養成所に入ったり、色々と自分の道を模索している所だった。
今思うと、二人とも、「仲間を作って楽しくやりたい」というよりは「自分の足で立ちたい」と考えている所だったのが共通点だったように思う。
俺はひたすらセリフを書き、田辺はひたすらセリフを覚えた。
どちらかが演出家という風には考えていなかったように思う。お互いに考える感じだった。
お互い何を考えているか、まだ全くわからなかった頃なので、稽古場はけんか腰だった。

「才能の巣」はある人気作家の物語である。
彼は仮面を被っていて、他人に素顔を一切晒したことがない。
何故か?
人払いをし、一人きりになった書斎で彼は告白を始める。
自分は、以前仮面を被っていた師匠を殺し、その人物に成り代わって仮面を被った2代目である、
と……

試行錯誤の末の本番はしかし、他ではできない事を、やりきった満足感があった。
田辺も、手応えを感じていたと思う。
「コイツと組んで、もう少しやってみたい」
お互いにそう思っていた。しかし、一人芝居というコンセプトでは、早晩ネタ切れして行き詰まるだろうとも思った。
それなら、二人芝居なら?
出演者は田辺を固定して、毎回相手役をゲストとして呼ぶ。色々な外部の役者を呼べばバラエティに富んだ展開ができる。それならネタ切れもなく続けられるのでは?
劇団というくくりとは違う、ちょっと小規模かもしれないが、もっと自由な枠組みができないか?
そうしてダブルエッジが産まれたのだった。
[PR]
by w-edge-t | 2013-03-11 18:41 | 時には昔を思い出す

いやー、これしびれちゃったなあ



とあるところで知った動画。
いわゆる一般的な太陽系のモデルと言うと、停止した太陽を中心にその周囲を惑星が回るモデルな訳だが、実際には太陽自体も銀河の中を移動している訳で、ならばその太陽の移動も入れこんでモデル化するとどうなるか……、という動画な訳だが、いやこれがなかなか。
理論的にそうなるというのは理解できるがいざ実際にこうやってビジュアル化されて見せつけられると「ああなるほど、そうなるのか!」という新鮮な驚きというか感動と言うか、不思議な感覚に苛まれる。
これがいわゆるコペルニクス的転換というやつなのであろうか?
頭で理屈を理解する事と感覚的に理解する事の間にある大きな差を体験させてもらったような、そんな感じである。
なんかこう、チマチマとした日常生活の中で汲々と暮らしながら、時としてとんでもない大きなスケールの概念に触るってのは、気分がいいものだなと思ったりする。
[PR]
by w-edge-t | 2013-03-04 14:34 | 日々の暮らしで考えた


世界最小の劇団ダブルエッジの作家の方のブログ


by w-edge-t

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
芝居の現場で考えた
日々の暮らしで考えた
田辺からの伝言
このブログは……
データ的なもの
時には昔を思い出す
ちかごろ気になることがある
宇宙の果ての暮らしかた
未分類

以前の記事

2014年 08月
2014年 07月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 02月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 10月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月

最新のトラックバック

『輪廻くん』アフタートーク
from Issei Freak
もっともな話
from Issei Freak

検索

外部リンク

高山なおき プロフィール

ダブルエッジ 作家
1969年7月6日生まれ

主な作品
○映画
「娘道成寺~蛇炎の恋~」(高山由紀子と共同)

○演劇
「ダブルエッジの忠臣蔵!」
「輪廻くん」
「天気待ち~waiting for the sun~」(奈良橋陽子と共同)  他

○ラジオドラマシナリオ
NHK-FM「魔法の王国売ります!」他

○テレビドラマシナリオ
NHK「ゴーストフレンズ」 他

○ゲームシナリオ
東芝EMI「ずっといっしょ」

○小説
ZEST「ずっといっしょ~秘密の星空~」

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧